もうすぐ竣工で春も近ずいてまいりました。
階段の漆喰がとてもきれいです
壁が随分細かい建物です。
漆喰と土壁のコラボです。
この部屋は、小舞を掻き伝統工法にて仕上げました。
この伝統的建造物は震災の関係で構造用合板を張りました。
しかし、仕上げまでの厚みがない事と、合板の重ね合わせ、また結露等の問題を解決しなければなりませんでした。
そこで、緩衝材と断熱そして割れ止めとしてクールフォームを塗りラスで表面から押えました。
石膏は冬と言う事もあり時期のいい時に即強添加剤をいれ塗ったところ、支障なく仕上げることが出来ました。
工期がなくまた激寒の中でも出来たので大きな自信になりました。
公にはこの工法は認知はされておりませんが、非常に有効です。